びんちゃん奮闘記

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zoom RSS 31-参-予算委員会-15号 昭和34年03月20日

<<   作成日時 : 2006/04/10 17:43   >>

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ワード強制検診192ページより

○高田なほ子君 法務大臣にお尋ねしておきますが、これは神戸に起った事件ですが、三十三年の六月から八月までの間、アメリカ艦隊が神戸港に入港した際に、強制検診を、命令書も出さないで、口頭で八丁その他に働いておらるる婦人の方々に言ってきた事実があるということがいわれておるのです。私はこれは大へん驚くべき問題だと思いますが、こういう事実を御存じでございましょうか。もし御調査になかったらば、こういう事実がかりにあったとすれば、法務省としては本問題については相当強い御意思を示す必要があるのではないか、こう考えますので、御答弁をわずらわしたいのです。

○国務大臣(愛知揆一君) 実は、ただいま御指摘の事実につきましては、私、従来知らなかったのであります。そこで、もしかりにそういう事態があったとすれば、これは容易ならぬことと考えまして、実は昨日も徹底してそういうことの報告その他がないかと思いまして調べてみましたが、幸いにして私どもに関する限りにおいて、これは法務局等の所管になるわけでございますが、現地についても調べましたところ、そういう事実の報告は受けていないのでございます。
 後段のお尋ねでございますが、私は、万々一かかる事実がありとすれば、これは人権擁護の立場から申しましても見のがすことのできないことであると思いますので、万々一さようなことがございました場合には、適当な措置を十分にとるつもりでおります。

○高田なほ子君 最後に一言だけ、法務大臣に……。これは将来の問題としてここでお尋ねをしておきますから、概略でけっこうです。潜在売春の実情は今どういうふうになっているか、そしてこれの対策については何か計画を持っておるか、この点についてだけお答えいただきたい。

○国務大臣(愛知揆一君) これは率直に申し上げますが、なかなかその実態の把握が困難でございまして、たとえば、ある著名な都市の赤線区域あるいは青線区域等を特定して関係各庁の協力で実態の調査に手をつけている所もございますが、これはというような、的確にその状態を申し上げるに足るような調査がまだできておりませんので、この点も、先ほど申し上げた通りに、まことに遺憾に存じますが、今後とも徹底した調査を進めて参りたい、こういうふうに考えておるわけであります。
 なお、これは御承知のことと思いますが、政府としては、売春対策協議会は、売春法が施行せられましたけれども、引き続きただいま御指摘の問題等について大いに民間側のお知恵も拝借したいと思いまして、存続いたします。御指摘のような問題についても、特に小委員会を作りまして、それらの方々の御協力や御支持も仰いでおるのです。

○高田なほ子君 地方の方を説明して下さい。

○国務大臣(愛知揆一君) 地方も、先ほど申しましたように、たとえば京都、神戸その他の赤線、青線等を特に調査区域にいたしまして、いろいろとやっておるのでございますが、今申しましたように、なかなかこれは、何と申しますか、微妙な、また複雑な問題でありまするだけに、思わしいような実態の調査というものが今日までのところはできておらないようなわけでございますが、地方につきましても、もちろん徹底した調査や対策を今後とも努力を新たにして参りたいと思っております。


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